ピープルファーストジャパン

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ピープルファースト


「ちてきしょうがい」があると いうだけで、

わたしたちは、いまも、たくさんの 差別を うけています。
 

みんなと わけられて、「養護学校」「特殊学級」に いれられた。

ちいきで くらしたいのに、「入所施設」に いれられた。

「なにもわからないだろう」と かってに 自分のことを 決められた。

「なにもわからないだろう」と 虐待された。


わたしたちは、たくさんのことを うばわれて きました。

ひとりの人間として あたりまえのことが できませんでした。

みんなと おなじ 人間だ ということも わからくなって いました。


しょうがいしゃ で あるまえに にんげん です


ピープルファーストは、

1973年、アメリカのオレゴン州でひらかれた会議で、ハンディのある当事者が「ちえおくれ」や

「知的障害者」とレッテルを はられることが どんなにいやか、ということを

はなしあい、「人にどのように しられたい?」と きかれ、


「わたしたちは 『しょうがいしゃ』であるまえに 人間だ」


と こたえたのが きっかけで 生まれました。

1991年、「ピープルファースト」の全国組織として、世界ではじめて「カナダ・ピープルファースト」が

できました。そして、アメリカにも組織ができ、その考え方や活動が日本でも当事者の運動として

ひろがってきました。


「自分たちのことは、自分たちで決める」という 親や職員が決めるのではない

『自己決定』から はじまった当事者運動です。


わたしたちは、ピープルファーストを しって、 元気が でました。

いままで わたしたちが うけてきたことが 「差別」なんだと わかりました。

自分たちのことを 自分たちが 社会に うったえていくことが 大切なんだと わかりました。


●日本では・・・

 1993年に、カナダでひらかれた、「ピープルファースト世界大会」に 日本から、

多くの当事者が参加しました。


 1994年からは 全国大会を はじめました。

 全国大会は、毎年、開催地をかえて、開かれています。

 開催地が中心となり、全国実行委員会を開いています。

 当事者で話し合い、当事者の手で、大会は つくられています。


これまでの 大会


●ピープルファースト宣言(徳島大会から)

 

 わたしたちは、しょうがいのある人も「自分のことは自分できめる」のが、当たり前だと

思っています。今まで、わたしたちは、親や兄弟などの家族、行政、学校、施設の人に、

自分のことを知らないところで勝手にきめられてきました。例えば、学校では、特殊学級や

養護学校しか行くところがなく、自分たちの気持ちとはちがう所に行かされ、イヤな思いを

たくさんしました。また、生活がうまくできないと入所施設に入るしかなくて、地域で生活することは

できませんでした。 しかし、わたしたちはみんなと同じように人間らしく 生きる 権利が あります! 

これまで、ピープルファースト大会では、わたしたちが必要としている福祉サービスや制度、

仲間たちに対する人権侵害の問題を中心に、何度も話し合いをしてきました。そして、

全国の仲間と交流をして、たくさんの友だちをつくることができました。しかし、今も全国各地で

人権侵害の問題や事件がつぎからつぎへと起こっています。わたしたちの気づかない、

知らないところで 多くの仲間が助けを求めています。また、わたしたちが必要としている

福祉サービスが、わたしたちの知らないところで悪く変えられようとしています。

徳島大会のテーマは「みんなのパワーを一つにしてよりよい制度をつくろう!!」です。
 

許すな 虐待! 見逃すな 人権 侵害!

私たちに関係することは、私たちを交えて決めろ!


わたしたちは、どんな差別に対しても声を出していけるように、仲間同士ではげましあって

たたかいます!仲間と共に、地域の中で自分らしく生きるための福祉サービスを行政に

訴えていきます!それが自分のため、仲間のためになることを信じて。
 

わたしたちは「しょうがい者」である前に人間なんだ!