2007年08月30日
北九州餓死事件報告 難病をもつ人の地域自立生活を確立する会 山本創
ピープルファーストジャパン全国委員会事務局です。
難病をもつ人の地域自立生活を確立する会 山本創さんから、北九州餓死事件のとりくみ
について報告がありましたので送ります。以下本文
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難病をもつ人の地域自立生活を確立する会
山本 創
重複受信の方、失礼いたします。すでに、報道等されていますが、8月24日に
北九州市小倉北福祉事務所長を刑事告発することになりました。告発人呼びか掛
けにご協力いただいた方ありがとうございます。転載情報をいただいているので
下記に報告します。
障害者団体としても、皆さんに連名頂いた申し入れ書を8月7日に北九州市長と
北九州市生活保護課、8月16日に厚生労働省に直接手渡し、8月24日に記者会見を
行いました。極めて短期間の間ではありましたが、113団体という多くの方々か
ら連名をいただきました。ご協力ありがとうございます。申し入れ書を添付させ
ていただきます。
しかし、このようにみなさんの声、不安が広がっているにもかかわらず、北九
州市の保護課はいまだに、問題はなかったとしており、厚生労働省も北九州市の
第3者委員会の結果がでるまでは申し入れ書に回答できないとしています。この
ような対応では、第4、5の同じような事件を繰り返しかねず、本来の保護行政
がどうあるべきか、対策、周知徹底をどのようにしていくか、早急に協議に応じ
るよう求めなければなりません。再度、申し入れを行う等、継続した取り組みが
必要になっています。司法の場では、今回告発を担う、生活保護問題対策全国会
議等の弁護士さん達と連携し、障害者団体からも、なかなか声を出すことのでき
ない立場に置かれている、当事者の声を発し続け、2度とこのような事件を繰り
返さないように、求めていきましょう。
引き続きみなさんのご協力、ご支援よろしくお願いいたします。
<転送・転載大歓迎>
24日、北九州市小倉北福祉事務所長・菊本誓を
保護責任者遺棄致死罪(刑法第218条および第219条)、
公務員職権濫用罪(刑法第193条)で、刑事告発し、
同時に福岡法務局への人権侵犯救済申告を行いました。
以下のサイトに動画があります。
日本テレビ
http://www.news24.jp/91435.html
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/08/24/d20070824000134.html
RKB毎日放送(TBS系)
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/007268.html
生活保護問題対策全国会議代表幹事の尾藤廣喜弁護士(京都)、
事務局長の小久保哲郎弁護士(大阪)、幹事の高木佳世子弁護士(北九州)、
NPO自立生活サポートセンター「もやい」の湯浅誠事務局長(東京)、
國師洋典社会福祉士・精神保健福祉士(大分)らが
午後1時に福岡地検小倉支部に告発状を提出しました。
告発状
http://seihokaigi.com/kitakyukokuhatujyou200708.aspx
人権侵犯救済申告
http://seihokaigi.com/kitakyujinnkennkyuusai200708.aspx
要旨
http://seihokaigi.com/kitakyukokuhatu200708.aspx
また、告発に先立ち、北九州市生活保護行政検証委員会に
宛てて要望書を提出しました。
http://seihokaigi.com/kitakyuu200708iinnyoubou.aspx
告発後、北九州市役所内の市政記者クラブで記者会見を行い、
尾藤弁護士は「生活保護抑制を図る厚労省の施策を最も忠実に体現しているのが北九州市。
この手法が全国に広まる恐れがある。市が設置した検証委員会の努力は評価するが、
問題なしと居直る組織の体質を改めるために、あらゆる手段を取らなければならない」と強調。
東京では、生活保護問題対策全国会議事務局長の猪股正弁護士(埼玉)、
事務局次長の川井理砂子弁護士(埼玉)、幹事の森川清弁護士(東京)
が厚生労働省に北九州市への厳正な監査を
求める申入書を提出しました。
http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY200708240404.html
抗議申入書兼再質問状
http://seihokaigi.com/kitakyuu200708kokugisyo.aspx
要旨
http://seihokaigi.com/kitakyuu200708kouqes.aspx
厚生労働省記者クラブでの記者会見で、猪股弁護士らは「厚労省は再発を防ごうとする真摯な
姿勢や自覚に欠けている。二度とこのような事件を起こさないために告発に踏み切った」と訴
えました。記者会見にはNPO自立生活サポートセンター「もやい」の稲葉剛理事長、
難病をもつ人の地域自立生活を確立する会の山本創代表も出席しました。
記者会見後、厚労省で生活保護法施行事務監査を担当する社会・援護局総務課指導監査室に申
入書の説明に出向いたところ、指導監査室の担当者は「本当はこんなものは受け取りたくなか
った」と憲法で保障された請願権を否定するかのような暴言を吐いた上、「あなたたちの話を
聞く気はない」などと一方的に面談を拒否しました。
http://www.news.janjan.jp/living/0708/0708241272/1.php
厚労省の指導監査室は、昨年の北九州市に対する監査でも、
「賢明に相談の対応に当たっている」
「福祉事務所が一体となって、生活保護の適正実施に取り組んでいる」
「今後とも、こうした保護の適正実施に向けた取り組みを継続して実施し、
引き続き高い実施水準の維持、向上につとめていただきたい」
「本庁としてのリーダーシップを十二分に発揮し、本庁と事務所が一体と
なって保護の適正実施に取り組んでいる。今後も管内の保護動向等に留意
しながら福祉事務所への適時適切な指導・支援を引き続き行っていただき
たい」
などと最大級の賛辞を送っています!
人が何人も殺されているにもかかわらず、北九州市に対してこのような最高の評価を与え、
厳正な監査を求める市民に対して高圧的な態度を取り続ける厚労省は、北九州市の生活保
護行政による殺人の共謀共同正犯です。
このままでは彼らは北九州市に対してまともな監査を行う気はありません。
全国から怒りの声を集中し、厚労省を追いつめていかなければなりません。
もうこれ以上、一人も殺させてはいけません。
みなさんの1本の電話、1件のメール、1枚のFAX、1通の手紙の積み重ねが
今、切実に求められています。
<抗議先>
厚生労働省社会・援護局総務課指導監査室生活保護監査係
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
電話:03-5253-1111(内線2880)
または03-3595-2618(直通)
FAX:03-3595-3180
seihokansa@mhlw.go.jp
https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html
一方、この日、北九州市では第8回生活保護行政検証委員会が行われ、
市長の指示で行われた緊急点検の結果、点検対象の62世帯のうち、
4世帯が生活保護が必要と思われる状況にあったとが報告されました。
あの北九州市でさえ気になるケースが60件以上あったのか、
というのと同時に、本当に保護が必要なのは4世帯だけなのか?
という疑問はありますが、少なくとも4世帯の方が救われることになったことは、
この間の運動により市を追いつめた成果だと言っていいいでしょう。
小村洋一保健福祉局長は「孤独死をする方をこれ以上出すわけにはいかない」
と市の保護行政の運用の見直しを指示しましたが、
今後も保護課や福祉事務所の抵抗が予想され、
引き続き攻勢を強めていかなければなりません。
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FBS福岡放送(日本テレビ系)
http://www1.fbs.co.jp/cgi-bin/news.cgi?mode=show&no=12152
北九州・4世帯で生活保護必要
2007年8月22日(水) 17:00
北九州市は、生活保護の相談について緊急点検を行った結果、4世帯で生活保護が必要であることが分かりました。
緊急点検は、今年度に入って市の窓口を訪れ、生活保護の相談をしたものの支給に至らなかったケースや辞退した
ケースなどについて、市の担当職員らが直接訪問したり電話で連絡を取るなどして確認したものです。
その結果、対象となった62世帯のうち4世帯で、水道やガスなどのライフラインが止められるなど経済的に困窮し
生活保護が必要であると確認されました。
北九州市はこの4世帯について生活保護の申請をするよう指導しました。
北九州市では生活保護が受けられなかったり辞退したりした人が孤独死するケースが相次いでおり早急な対策が求め
られています。
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RKB毎日放送(TBS系) 動画あり
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/007251.html
不支給の4世帯で窮迫生活 08/22 20:27
北九州市の生活保護をめぐる問題で、今年度、生活保護費の支給が廃止された世帯の生活状況を緊急点検したところ、
4世帯が窮迫状態にあり、改めて保護を受ける必要があることがわかりました。
北九州市小倉北区では先月10日、生活保護を辞退した52歳の男性が自宅で孤独死しいるのが見つかりました。
この事態を受け北九州市は今年度、生活保護の支給が廃止された世帯や役所に相談に訪れたものの、支給されなかった
世帯を対象に生活状況を緊急点検しました。
この結果、対象となった62世帯のうち4世帯で現在、ライフラインが停止するなど生活が窮迫状態にあり、生活保護の申
請が必要であることが分かりました。
北九州市は、すでにこの4世帯の保護申請を受け付けていて、審査に通れば支給されるということです。
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NHK北九州放送局
緊急点検で要生活保護4世帯
以前に生活保護の相談に訪れたり受給を辞退したりした北九州市内の世帯のうち、家賃や電気、水道料金の滞納などがあ
るあわせて62世帯を市が緊急点検した結果、4世帯で生活保護が必要なことが確認されました。
北九州市では、生活保護を受けられなかった人や辞退した人のいわゆる「孤独死」が相次ぎ、生活保護行政のあり方が問
題になっています。
こうした中、北九州市は、先月から、以前に生活保護の相談に訪れたり受給を辞退したりした世帯のうち家賃や電気、水
道料金の滞納などがあるあわせて62世帯を緊急点検しました。
その結果、ひとり暮らしの上満足な食事がとれず栄養状態が悪くなっているケースなど、4世帯で生活保護が必要と確認
され、市はすぐに申請するよう指導したということです。
また、17世帯については、現段階で生活保護を給付する状況ではないものの見守りを続けていく必要があり、民生委員
などにサポートを依頼したとしています。生活保護を必要とする世帯などが見過ごされる形になっていたことについて、
北橋市長は、「現場の対応に問題があったとは言い切れないが、市の今の福祉の現実を突きつけられた結果だ」と述べて、
第三者委員会で進められている検証の結果を待った上で、対応を考えていくことを明らかにしました。
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http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2007/08/23/20070823ddlk40010278000c.html
北九州市:生活保護緊急点検 4世帯が「急迫状態」--申請勧め受理も /福岡
2007.08.23 毎日新聞地方版/福岡 23頁 (全424字)
北九州市は、生活保護の相談に訪れながら申請しなかったり、保護廃止以降に具体的な収入のめどを確認していなかった
62世帯の緊急点検を実施し、うち4世帯を「急迫状態にある」と認めた。保護申請を勧めたり、本人の意向を受けて申請
を受理した。
小倉北区で保護打ち切り後の男性(当時52歳)が孤独死したことを受け、4月以降のケースについて実施した。
このうち、民間保険から入院給付金が支給されたため、保護打ち切りになったケースでは、給付金を使い果たした様子だ
ったため再度保護を申請してもらった。家族とのトラブルで「年金が自分のところに来ない」と訴えた知的障害の一人暮ら
しの30代男性と、ライフラインを止められた持ち家に住む40代男性には、いずれも急迫状態にあるとして申請を勧めた。
北橋健治市長は「境遇の変化もあり、当初の対応に問題があったとは言い切れないが、申請を勧めるケースがあったと聞
き点検の指示をしてよかったと感じた」と話した。【古川修司】
〔北九州版〕
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http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/040/040_07082301.htm
北九州市、生活保護4世帯認める 打ち切り、相談の62世帯追跡調査で=北九州
2007.08.23 読売新聞西部朝刊 29頁 (全490字)
小倉北区の男性(当時52歳)が生活保護を辞退後に孤独死した問題を受け、北九州市は22日、生活保護を打ち切ったり、
相談を受けたりした62世帯の追跡調査の結果を発表した。このうち4世帯について「保護の必要あり」と判断し、改めて生活保
護を受けるように指導した。
調査は、生活保護の辞退届を提出した世帯などのうち、家賃滞納を続けている世帯や、就労や収入の見込みを確認していない
世帯などが対象で、7月18日から8月10日まで、電話、訪問で行った。
その結果、電気やガス、水道が止められているうえに生活費がなかったり、栄養状態が悪いうえに精神的にも不安定だったり
した3世帯と、退院後に支給された入院給付金を生活費に充てていた1世帯の計4世帯について、市側は生活保護を受給するため
の申請書を提出するように指導し、書類を受理した。
残り58世帯のうち、7世帯は連絡がとれず、そのほかは生活に急迫した状況にないと判断し、民生委員への見守りなどを指
示した。
今回の調査結果について、北橋健治市長は「自立のめどは丁寧に見極める必要があるが、当時の担当者の対応が、一概に不適
切であったとは言い切れない」と述べた。
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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070823/20070823_015.shtml
生活保護申請4件受理 北九州市が孤独死受け 緊急点検の結果公表/九州NEWS
2007.08.23 西日本新聞朝刊 30頁 (全493字)
北九州市小倉北区の男性=当時(52)=が生活保護を辞退後に孤独死したことを重視し、同市は二十二日、本年度の生活保
護辞退者や受給前の相談者などの近況を確認した「緊急点検」結果を発表した。対象となった六十二件(世帯)のうち、四件の生
活保護申請を受理。このうち、二件は生活困窮状態だったという。
同市によると、受理した四件は(1)障害年金を別居の家族が管理するため、受け取れない三十代の男性(2)兄に視力障害
があり、弟は求職中の四十代の兄弟(3)年金を担保に借金を繰り返し、生活が苦しくなった市民(4)入院給付金の受理で、四
月に生活保護を打ち切った後、生活苦になった高齢者。
このうち、借金苦の市民を除く三件について、申請するよう行政側から指導。電気や水道などのライフラインが止まり、栄養
不足に陥った生活困窮者もいたという。同市保護課は「保護を決定するかは今後の調査によるが、ほとんどが要保護状態にある」
としている。
緊急点検は七月十日の男性の孤独死発覚を受け、同月十八日から八月十日まで実施した。六十二件のうち、三十四件は「問題
なし」と判断。十七件を民生委員などに見守りを依頼したという。
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http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07082456.htm
北九州・小倉北の孤独死 市民団体が福祉事務所長を告発
2007.08.24 読売新聞西部夕刊 10頁 (全346字)
北九州市小倉北区の男性(当時52歳)が市の就労指導を受けて生活保護を辞退した後、孤独死した問題で、生活保護問題に
取り組んでいる市民団体「生活保護問題対策全国会議」(代表幹事・尾藤広喜弁護士)のメンバーが24日、市小倉北福祉事務所
長を保護責任者遺棄致死と公務員職権乱用容疑で、福岡地検小倉支部に告発した。
男性は昨年12月から生活保護を受けていたが、福祉事務所の職員から仕事を見つけて働くよう促され、今年4月に受給を辞
退。7月に自宅で死亡しているのが見つかった。
同会議は、男性が病気で働けず、自宅のガスや水道が止められるなど、生活は常に困窮状態だったと主張。福祉事務所の所長
は生活保護を継続すべき責任があったのに、辞退届を書かせて保護を打ち切り、その後の生活状況を確認せず餓死させたと訴えて
いる。
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FBS福岡放送(日本テレビ系)
http://www1.fbs.co.jp/cgi-bin/news.cgi?mode=show&no=12171
孤独死で福祉事務所長を刑事告発
2007年8月24日(金) 17:00
北九州市で生活保護を打ち切られた男性が孤独死した問題です。24日市民団体が福祉事務所長を保護責任者遺棄致死などの疑い
で刑事告発しました。
全国の弁護士や司法書士などで作る市民団体の363人は、24日午後小倉北福祉事務所長を保護責任者遺棄致死などの疑いで福岡地
検小倉支部に刑事告発しました。
この事件は7月、小倉北区で生活保護を打ち切られた当時52歳の男性が一部ミイラ化した遺体で見つかったものです。
男性は生活保護を受けていましたが、ことし4月「辞退届」を提出し生活保護が廃止になりました。
市民団体は、刑事告発に踏み切った理由について「事実を解明し、責任所在を追及するため」と話しています。
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TNCテレビ西日本(フジテレビ系)
http://www.telebeam.jp/home/news/
社会福祉事務所長を刑事告発 TNC 2007/08/24 19:30:00
北九州市小倉北区で生活保護を辞退した男性が孤独死した問題で、市民団体が小倉北福祉事務所の所長を保護責任者遺棄致死と公務員
職権乱用の疑いで刑事告発した。
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NHK北九州放送局
http://www.nhk.or.jp/kitakyushu/lnews/04.html
生活保護辞退死で市側を告発
生活保護を受けていた北九州市の男性が受給を辞退した後自宅で死亡していた問題を巡り、生活保護問題に取り組む弁護士らが、「市の
福祉事務所は、保護を短期間で打ち切るため、男性が病気などで働ける状態でなかったのに辞退届を作らせ、その後放置して死なせた」
などとして、事務所長を保護責任者遺棄致死などの疑いで検察に告発しました。告発したのは、「生活保護問題対策全国会議」のメンバ
ーの弁護士ら360人余りです。
24日は、尾藤廣喜代表幹事ら8人が福岡地方検察庁小倉支部を訪れ、北九州市の小倉北福祉事務所の所長に対する告発状を出しました。
この問題は、ことし4月まで生活保護を受けていた北九州市小倉北区のひとり暮らしの52歳の男性が、先月、自宅で死亡しているのが
みつかったものです。市側は、男性が担当者からの勧めを受け入れて、納得して生活保護の受給を辞退したと説明しています。
告発では「福祉事務所は、男性が病気などで働ける状態になかったにもかかわらず、生活保護を短期間で打ち切るため、就職するよう厳
しく指導を繰り返し、男性に辞退届を作らせた」と指摘しています。
その上で「生活保護を廃止した後は男性を放置し、死に至らせた」として、保護責任者遺棄致死などの疑いがあるとしています。
告発の後、尾藤代表幹事は、「男性が死に至った原因はどこにあったのか、責任を明確にしたい」と話していました。
告発について北九州市の北橋市長は、「人知れず亡くなったかたが相次ぐという状況は、大変いたましく痛恨の極みです。市民団体に対
して閉鎖的な対応は考えていません。突然こうした動きがあり、検察の動向を見守るしかありません」と話しています。
http://www.nhk.or.jp/kitakyushu/lnews/05.html
保護辞退死食い違い埋まらず
いっぽう、この問題では、北九州市の担当者が主治医から「普通の仕事ができる」と聞いたとしているのに対して、主治医は「仕事はで
きないと診断した」と反論しています。
これについて、生活保護行政を検証している市の第三者委員会は双方の聞き取りを行いましたが、主張は食い違ったままで、これ以上の
確認は難しいと判断しました。
24日午後に開かれた北九州市の生活保護行政のあり方を考える第三者委員会の会合では、死亡した男性の健康状態に対する主治医の判
断について、関係者の聞き取りが非公開で行われました。
この中で、北九州市の担当者は、主治医から健康状態について「普通の仕事ができる」と聞き、それを基に男性に働くことを勧めたと改
めて述べたということです。これに対して主治医は、「男性には慢性的な疾患があり、普通の仕事はできないと診断した」と反論し、双
方の主張は食い違ったままだったということです。
聞き取りの後、会見した委員会の稲垣忠委員長は、「言った言わないの水掛け論となっている」と述べこれ以上の確認は難しいという判
断に至ったことを明らかにしました。
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日本テレビ(動画あり)
http://www.news24.jp/91435.html
おにぎり孤独死”福祉事務所長を刑事告発<8/24 17:59>
北九州市で生活保護を打ち切られた52歳の男性が、「おにぎりが食べたい」などと書き残し、孤独死していた問題で、弁護士らのグ
ループが24日、福祉事務所長を刑事告発した。
孤独死した男性は、肝炎などの病気があり、去年末から生活保護を受けていた。しかし今年4月、福祉事務所は、この男性に辞退届を
書かせて、生活保護を打ち切った。先月になって、男性は水道や電気などを止められたまま、ミイラ化した遺体で発見された。残された
男性の日記には、「おにぎりが食べたい」「生活困窮者は、はよ死ねということか」などと書かれていた。
生活保護行政の改善に取り組む弁護士らのグループは24日、「強制的かつ違法な保護の打ち切りが死につながった」とし、福祉事務
所長を保護責任者遺棄致死及び公務員職権乱用の容疑で福岡地検小倉支部に対して、告発した。
生活保護行政をめぐってこうした刑事告発が行われるのは極めて異例のことで、検察の判断が注目される。
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NHK(動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/08/24/d20070824000134.html
保護辞退で死亡 所長を告発
告発したのは「生活保護問題対策全国会議」のメンバーの弁護士など360人余りで、尾藤廣喜代表幹事らが24日、福岡地方検察庁小
倉支部に、北九州市の小倉北福祉事務所の所長に対する告発状を出しました。北九州市小倉北区では、ことし4月まで生活保護を受けて
いた1人暮らしの52歳の男性が、先月、自宅で死亡しているのが見つかりました。市側は、男性が福祉事務所の担当者からの勧めを受
け入れ、納得して生活保護の受給を辞退したと説明しています。これに対し、告発では「福祉事務所は、男性が病気などで働ける状態で
なかったのに、生活保護を短期間で打ち切るため、就職するよう厳しく指導を繰り返し、男性に辞退届を作らせた」と指摘しています。
そのうえで「生活保護を打ち切ったあとは男性を放置し、死に至らせた」として保護責任者遺棄致死と公務員職権乱用の疑いがあるとし
ています。尾藤代表幹事は「男性が死に至った原因はどこにあったのか、責任を明確にしたい」と話しています。
告発について、北九州市の北橋健治市長は「人知れず亡くなったという状況は、たいへん痛ましく痛恨の極みです。市民団体に対して閉
鎖的な対応は考えていません。突然こうした動きがあり、検察の動向を見守るしかありません」と話しています。
8月24日 18時21分
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RKB毎日放送(TBS系) 動画あり
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/007268.html
福祉事務所長を実刑告発 08/24 20:40
生活保護を辞退した北九州市の男性が孤独死していた問題できょう、市民団体が担当の福祉事務所長を刑事告発しました。
福岡地検小倉支部に刑事告発したのは、弁護士や司法書士らでつくる市民団体、「生活保護問題対策全国会議」です。
この問題は今年7月、北九州市小倉北区で、生活保護の受給を辞退した52歳の男性が孤独死していたもので、市民団体らは生活保
護を担当する北九州市の小倉北福祉事務所長の対応が公務員職権濫用と保護責任者遺棄致死の罪に当たるとしています。
市民団体は、「生活保護が必要だった男性に辞退届けを提出させ、その後も、差し迫った状況にあることを確認しなかった」と告
発の理由を説明しました。
これまで北九州市は、「今年4月に本人の意思で生活保護を辞退した」と説明していますが、孤独死した男性の日記には、
「働けないのに働けと言われた」などと書き残されていました。
一方、この問題に関して弁護士などの第三者が検証している北九州市の「生活保護行政検証委員会」がきょう午後、開かれ、当時
の男性の病状について男性の主治医とケースワーカーから話を聞きました。
この問題を巡っては、ケースワーカーが作成した福祉事務所側の病状調査票には、「普通の仕事ができる」と書かれていましたが、
男性の主治医は診断結果と異なると反論しています。
結局、きょうの調査でもケースワーカーと主治医の主張の食い違いは残ったままとなりました。
これを受け、北九州市はこのような事態を防ぐため、今後は主治医が病状調査票を自ら確認することを検討するとしています。
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福祉事務所長を市民団体が告発 北九州孤独死問題
2007.08.24 西日本新聞夕刊 13頁 (全400字)
北九州市小倉北区の男性=当時(52)=が生活保護を辞退後、自宅で孤独死した問題で、市民団体「生活保護問題対策全国会議」
(代表幹事・尾藤広喜弁護士)の弁護士らが二十四日午後、保護責任者遺棄致死と公務員職権乱用の疑いで、同市小倉北福祉事務所
長を福岡地検小倉支部に告発した。
告発状によると、男性は肝炎や糖尿病のために就労困難で極度の困窮状態にあり、生活保護を開始しなければ餓死に至る危険性が
あった。だが、事務所長は、今年四月二日、同事務所で男性に生活保護の辞退届を書かせ、受給の権利を妨害。その後も廃止処分の
取り消しや救護をせず、男性を死亡させたとされる。
尾藤弁護士らは同日午前、北九州市役所を訪れ、北橋健治市長の諮問機関の同市生活保護行政検証委員会(第三者委)あてに、保
護行政の見直しを求める要望書を提出。その後、男性が孤独死した同市小倉北区明和町の民家を訪れ献花した。
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時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007082400895
2007/08/24-21:05 市福祉事務所長を刑事告発=生活保護辞退後の孤独死-北九州
北九州市小倉北区の一人暮らしの男性=当時(52)=が、生活保護の受給を辞退した後の7月、自宅で死亡しているのが見つか
った問題で、弁護士らでつくる任意団体「生活保護問題対策全国会議」は24日、男性の保護受給権を侵害したなどとして、公務員
職権乱用と保護責任者遺棄致死の疑いで、同市の小倉北福祉事務所長を福岡地検小倉支部に刑事告発した。
また、福岡法務局北九州支局に対し、人権侵犯救済申告書を提出した。
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共同通信
http://www.47news.jp/CN/200708/CN2007082401000686.html
「保護打ち切り違法」告発 小倉の男性死亡で弁護士ら
北九州市で生活保護の受給を打ち切られた男性(52)が亡くなっているのが見つかり、「違法に保護を打ち切った」として弁護
士らが24日、同市小倉北福祉事務所の菊本誓所長を公務員職権乱用と保護責任者遺棄致死の容疑で福岡地検小倉支部に告発した。
福岡法務局北九州支局に男性の人権救済も申し立てた。
告発状によると、小倉北区在住だった男性は、糖尿病などを患って働けなくなり、昨年12月から生活保護を受けていたが、市は
主治医の診断結果から就労可能と判断し、男性に求職活動をするよう指導。
4月に男性から保護辞退の申し出があり直後に打ち切ったが、7月に死後約1カ月の状態で発見された。自宅からは「おにぎり食
べたい」などと書かれた日記が見つかり、主治医は「就労可能との診断はしていない」と市に抗議している。
2007/08/24 20:17 【共同通信】
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http://www.asahi.com/national/update/0824/SEB200708240012.html
弁護士ら364人が福祉事務所長告発 北九州孤独死問題
2007年08月25日02時43分
辞退届により生活保護を廃止された北九州市小倉北区の男性(当時52)が孤独死した問題で、市民団体「生活保護問題対策全国会議」
(代表幹事・尾藤廣喜弁護士)の弁護士らが24日、現場の責任者である市小倉北福祉事務所長を、保護責任者遺棄致死と公務員職権乱用
の容疑で、福岡地検小倉支部に告発状を提出し、同支部は受理した。
告発状によると、福祉事務所長は、男性が生活保護の受給要件を満たしているのに、適法な指示であるかのように装って実際には違法な
辞退届を男性に書かせた。肝障害にかかり、ガスや水道も止められた男性の窮状を知りながら保護を廃止し、男性を死なせた、としてい
る。男性は7月10日に死後約1カ月の状態で見つかった。
告発人には、福祉施設の職員や研究者、作家の雨宮処凜(あまみや・かりん)さんら全国の364人が名を連ねた。
尾藤代表幹事は「福祉事務所全体で組織的に行われた犯罪。責任の所在を明らかにし、再発を防ぐために告発に踏み切った」と話してい
る。 告発について、北九州市の保護行政の責任者である小村洋一・保健福祉局長は「推移を見守りたい」と話した。
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http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY200708240404.html
支援団体が厚労省に再質問状を提出 北九州市孤独死問題
2007年08月24日23時42分
北九州市で生活保護を辞退した男性(当時52)が孤独死した問題をめぐり、厚生労働省に公開質問状を提出していた市民団体「生活保
護問題対策全国会議」は、期限の20日までに回答を得られなかったとして、24日、同省に抗議し、再質問状を提出した。
同会議は「再発を防ごうとする真摯(しんし)な姿勢や自覚に欠けている」と対応を批判し、問題点を徹底的に検証したうえで北九州市
に是正を指示するよう求めている。厚労省は「現在、北九州市の検証委員会の動きを見守りながら、今後の対応を検討している。質問状に
ついては中身をよく読んで回答するか決めたい」としている。
同会議など11団体が7月26日、厚労省に対し再発防止策などについて質問状を提出し、今月20日までに回答するよう求めていた。
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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070825/20070825_001.shtml
「生存の綱断ち切った」 告発の弁護士ら怒り 小倉北区孤独死 市側「捜査見守る」
小倉北区の男性=当時(52)=が生活保護を辞退後に孤独死した問題で24日、保護責任者遺棄致死と公務員職権乱用の疑いで北九州
市小倉北福祉事務所長を地検小倉支部に告発した弁護士らは「生存のための、最後の頼みの綱を断ち切り、その後も生存に必要な保護をし
なかった」などと、行政に怒りをあらわにした。この日は生活保護行政を検証する第三者委員会もあり、出席した北九州市幹部は「捜査の
行方を見守りたい」と、対照的に静かに話した。
告発を行ったのは、市民団体「生活保護問題対策全国会議」(代表幹事・尾藤広喜弁護士)のメンバーら364人と4団体。地検への告
発に先立ち、尾藤弁護士ら数人が市役所を訪問。尾藤弁護士は「全国の市民が第三者委員会の判断に注目している」と述べ、応対した職員
に「市のあらゆる公的施設で、誰もが手に取れる場所に生活保護申請書を備え置く」などと訴えた同委員会あての要望書を提出した。
この後、男性の孤独死が見つかった小倉北区の自宅を訪れ、献花した。壁や屋根が崩れ落ちた様子に「この状況を見て、行政の担当者は
何も思わなかったのか」と怒りで声を震わす姿もあった。
午後2時に始まった記者会見には尾藤弁護士ら6人が出席。同弁護士は「(男性に辞退届を書かせたのは)ケースワーカー個人ではなく
、福祉事務所全体の判断だった」と述べ、責任者である同事務所長を被告発人にしたことを説明した。
一方、会見開始と同時刻、第三者委員会が始まった。出席した市幹部は「告発状を見てないので何ともいえない」と言葉少な。会合後、
稲垣忠委員長は「告発が委員会の検証作業に与える影響はない」と冷静に話した。
=2007/08/25付 西日本新聞朝刊=
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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070825ddm041010157000c.html
北九州・孤独死問題:生活保護打ち切り、福祉事務所長告発
市民団体の生活保護問題対策全国会議代表幹事の尾藤広喜弁護士ら363人が24日、北九州市小倉北福祉事務所長を公務員職権乱用と
保護責任者遺棄致死の容疑で福岡地検小倉支部に告発状を提出した。
告発状では、生活保護の継続が必要だった同市小倉北区の男性の意思に反し、同事務所は男性に保護の辞退届を提出させ、支援も怠った
ため男性が死亡したと指摘している。【古川修司】
毎日新聞 2007年8月25日 東京朝刊
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http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070824/jkn070824036.htm
保護打ち切りの男性死亡で告発
2007.08.25 産経新聞東京朝刊 28頁 第3社会 (全482字)
北九州市で生活保護の受給を打ち切られた男性(52)が亡くなっているのが見つかり、「違法に保護を打ち切った」として弁護
士らが24日、同市小倉北福祉事務所の菊本誓所長を公務員職権乱用と保護責任者遺棄致死の容疑で福岡地検小倉支部に告発した。福岡法
務局北九州支局に男性の人権救済も申し立てた。
告発状によると、小倉北区在住だった男性は、糖尿病などを患って働けなくなり、昨年12月から生活保護を受けていたが、市は
主治医の診断結果から就労可能と判断し、男性に求職活動をするよう指導。
4月に男性から保護辞退の申し出があり直後に打ち切ったが、7月に死後約1カ月の状態で発見された。自宅からは「おにぎり食
べたい」などと書かれた日記が見つかり、主治医は「就労可能との診断はしていない」と市に抗議している。
告発した市民団体「生活保護問題対策全国会議」代表幹事の尾藤広喜弁護士(京都弁護士会)は「菊本所長は、正当な理由なく辞
退届の提出を強く求めて保護受給権を侵害し、自力で生活することが困難だったのに様子の確認を怠った」と保護打ち切りの違法性を主張
、刑事責任を負うべきだとしている。
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http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070825ddlk40040529000c.html
北九州・孤独死問題:「手法が広がる恐れ」 告発で弁護士ら会見 /福岡
小倉北区の男性孤独死の問題で、北九州市小倉北福祉事務所長を告発した「生活保護問題対策全国会議」(代表幹事・尾藤広喜弁護士)
は24日、福岡地方法務局北九州支局に人権侵犯救済申告を、厚生労働省にも抗議文を提出した。
市役所で会見した尾藤弁護士は「保護抑制を図る厚労省の施策を最も忠実に体現しているのが北九州市。この手法が全国に広まる恐れが
ある」と強調した。さらに告発について「市が設置した検証委員会の努力は評価するが、問題なしと居直る組織の体質を改めるために、あ
らゆる手段を取る」と話した。
会計検査院の04年度分のまとめによると、北九州市の生活保護相談件数に対する保護申請率と保護開始率はともに全国最低。福祉関係
者から「生活保護の申請ができない」と批判が相次いだ。【古川修司】
〔北九州版〕
毎日新聞 2007年8月25日
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http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070825ddlk40010526000c.html
北九州市:生活保護相談後の急迫世帯、日常的に状況確認へ /福岡
北九州市は24日、生活保護相談に訪れながら受給に至らなかったり、保護を打ち切った人の生活状況を日常的に確認し、事情によって
は民生委員に見守りを依頼したり、保護申請を助言する方針を明らかにした。
対象者は(1)生活保護相談に来たが受給せず、ライフラインが止まったり家賃を滞納している単身者(2)辞退届を出して保護打ち切
りとなったあと、収入のめどがない単身者(3)近況確認が必要と思われる世帯--など。ケースワーカー以外の福祉事務所職員や地域の
民生委員が巡回することも検討している。
市は7月、同様の状況の62世帯を緊急点検。4世帯を急迫状態と認めて、保護申請を勧めたり申請を受理した。小村洋一・市保健福祉
局長は「孤独死をする方をこれ以上出すわけにはいかない。いつ急迫状態に陥るか分からず、定期的な一斉点検よりも日常的な見守りが大
切と考えている」と語った。
〔北九州版〕
毎日新聞 2007年8月25日
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http://www.news.janjan.jp/living/0708/0708241272/1.php
北九州市福祉事務所長 “餓死事件”で刑事告発される 2007/08/25
先月、北九州市で生活保護を打切られた男性(52歳)が餓死した問題で、法律家や福祉関係者らが24日、北九州市の福祉事務
所長を「公務員職権濫用罪」と「保護責任者遺棄致死罪」で福岡地方検察庁小倉支部に刑事告発した。
告発されたのは北九州市小倉北福祉事務所の菊本誓・所長。弁護士らで作る「生活保護問題対策全国会議」が告発者364人を募
った。告発状が受理されたのを受けて「全国会議」は24日、厚生労働省記者クラブで会見を開いた。
告発状によると―
菊本所長は指導助言の権限に名を借りて被害者に厳しい就労指導を繰り返した上、辞退届を書かざるを得ないと思い込ませ、作成
させた。こうして生活保護を廃止したことは被害者の生活保護受給権の侵害にあたる。公務員職権濫用罪(刑法193条)である。
被害者の男性は単身孤独で健康上の理由から就労できず、経済的自立のめどもなく、生活保護を打ち切ればたちまち急迫する状況
にあった。にも関わらず辞退届けを出させて保護を廃止した。保護廃止後も男性が窮迫した状況に陥っていないかを確認する義務を負
っていたにも関わらず放置した。身体の一部がミイラ化する常態で餓死させた。保護責任者遺棄致死罪(刑法219条・218条)に
あたる。
―以上告発状
マスコミで報道されたように、北九州市の生活保護行政は「適正化」の名の下、徹底した保護費削減を行っている。窓口を訪れた
保護申請者を追い返すマニュアルまで備えている「水際作戦」は全国的にも有名だ。
窓口に訪れた人が申請に至る申請率は全国平均が30.6%であるのに対し北九州市は半分の15.8%だ。申請率の低さが北九
州市の「水際作戦」の厳しさを物語っている。
男性は肝炎、糖尿病、高血圧などを患っていたが、嘱託医が「就労可」と診断したため就労指導した―北九州市はこう説明してい
る。
ところが「生活保護問題対策全国会議」によれば、担当医師は「そんな診断はしていない」と言う。
「生活保護問題対策全国会議」は先月26日、厚生労働省に対して、「餓死事件」についての公開質問状を出している。回答がな
いので再度公開質問状を出した。質問状は独自の調査結果などに基づく丁寧な資料でもある。相当の時間と労力がかかっているはずだ
筆者は「全国会議」の猪俣正、川井理砂子、森川清弁護士と共に24日、厚労省の社会援護局を訪問した。対応したのは机の位置
からして係長か課長補佐である。対応といっても部屋の奥からぶっきらぼうに答えるだけだ。40歳になるかならないか。明らかにキ
ャリア官僚である。
弁護士「質問状のお答を聞きにきました」
官僚「答えたくありません」
弁護士「私たちの話だけでも聞いていただけませんか?」
官僚「時間がありません」
弁護士「聞きたくないということですか?」
官僚「はい」
『けんもほろろ』とは、まさしくこういうことだ。厚労省で国語の勉強をするとは思わなかった。この人たちはどちらを向いて仕
事をしているんだろうか?
『同じような事件が再び起きるのでは…』と危惧しながら厚労省を後にした。
(田中龍作)
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以上